妊娠中、授乳中に気になるカフェイン。「やっぱり緑茶が飲みたい!でもカフェイン摂り過ぎにならないかな?」と心配されている方に安心して緑茶を楽しんでもらえる方法をご紹介!ぬるめのお湯を使うとカフェインが出にくいですよ!

 

妊娠中や授乳中のカフェイン摂取について

 

一般的にカフェインを摂ることのメリットとして眠気や疲れを感じにくくなる、集中力を上げるなど言われ、エナジードリンクなどにも含まれています。

妊娠中や授乳中の女性、子供はカフェインの過剰摂取によるめまい、興奮、不安、震え、心拍数の増加、不眠などを起こす可能性があるため注意が必要とされています。

そのため、妊娠中や授乳中、小さい子供は「カフェインの摂り過ぎは良くない」と言われているんです。

 

内閣府 食品安全委員会によると、カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、健康に及ぼす影響を正確に評価することは難しく、カフェインの一日摂取許容量(ADI)は設定されていません。

1日あたりのカフェイン摂取量の目安として、健康な成人 400mg、妊婦 200~300mg、子供 4~6歳 45mg、7~9歳 62.5mg、10~12歳 85mgと設定されています。

また、カフェイン含有量としてはコーヒー60mg/100ml、インスタントコーヒー57mg/100ml、紅茶30mg/100ml、緑茶(せん茶)20mg/100mlとされています。(内閣府 食品安全委員会より)

 

緑茶のカフェインは熱いお茶にも冷たいお茶にも含まれる?

 

カフェインはお茶やコーヒーなどに含まれる天然成分で苦みにも関係しており、新茶として販売されることが多い春先の時期に摘まれるお茶に多く含まれています。緑茶を淹れる際には80度以上の高温で抽出されると言われています。そして、このカフェインが抽出されたお茶は「さっぱりとした苦み」が出ます。

なので、高温で抽出されたお茶でなければカフェインの抽出量は少なくなり、苦みも少なくなります。

 

 

60度以下のお湯でお茶を淹れるとカフェインが少なくなる。

 

一般的に茶葉の種類によってお湯の適温があると言われていて、当農園の深蒸し茶などは淹れる際のお湯の適温は80度ぐらいが良いとされています。

でも、60度ぐらいのぬるめのお湯で淹れるとカフェインの抽出が少なくなり、カフェインによる「さっぱりとした苦み」が減り、甘みを感じて飲めるようになるんです。

 

特に1袋1000~1500円ぐらいで売られているお茶をぬるめのお湯で淹れると苦みがほとんどなく、甘みを感じて美味しく頂けますよ。

 

夏や小さいお子さんには水出し茶もおススメ!

 

小さいお子さんも水分補給としてお茶を飲ませたいという方も多いですよね。特に夏場などたくさん水分を取らせたい場合、お茶をボトルなどに入れておくことが多いと思います。

その場合は、60度以下のぬるめのお湯で淹れたお茶をそのまま冷ますか、お茶の葉をボトルに入れて水を入れて冷蔵庫で一晩まてば、苦みをほとんど感じないお茶ができます。

ぜひ、お試しください。

まとめ

 

妊娠中や授乳中でも緑茶を楽しみたい!という方はぜひ60度ぐらいのぬるめのお湯で淹れてみてください。苦みが少なくカフェインも少ないお茶が飲めます!小さなお子さんには水出し茶もおススメです!

試してみてくださいね。

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